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アイドルと本と可愛いものが好きです

頑張りすぎたら鬱病になってしまったお話。

Twitterだったりなんだりで知り合った人はタイトルを見てぎょっとしたかもしれませんが、現在鬱病と診断され休職中です。

精神科の先生には考えずにゆっくり休みなさいとは言われていますが、やっぱり考えちゃうので文章にしたら楽になるかな、って感じの独り言です。

 

私は田舎のとある個人病院で受付のお仕事をしています。いわゆる医療事務ってやつですね。

専門に通ってたときから内定をもらい実習みたいな形で勤め始めたからもう大体3年くらいになるのかな?

他の病院に勤めたことはないので比べようがないのですが、うちの職場はとにかくやること覚えることが多いです。それも事務の仕事なの?みたいなことまでとにかく全てがお仕事なのです。

叱られることも多かったけれども必死に覚えて一通り仕事が出来るようになったときは嬉しかったですし、単純に人と喋ったり触れあったりするのも好きなので仕事は楽しかったです。しいていうなら半日の日もありますけど休みは日祝日だけなのでもっと休み欲しいよねーって同期と愚痴をこぼすくらいで。

 

ただ、あるときから頭痛とめまいに悩まされるようになりました。

中学生のときにとある疾患にかかって3年くらい通院していたり、元々体が強い方ではなかったので「ちょっと体調崩したのかなー?」程度で家ではゆっくりして体調に気を遣って過ごす日々を送りました。

でも全然よくならなくて、仕事が半日の日にそのまま帰りに内科によって痛み止めと、めまいを止める薬を貰ってそれで誤魔化してお仕事をしていました。

その当時受付には私を含めて5人いたのですが、そのうちの2人の先輩の退職が決まってしました。

女職場なのでいろいろなゴタゴタはありますし、退職する人も多いので特にそのときはまあそうかーでも新しい子入ってくるよなー程度にしか思ってませんでした。

そして1人の先輩が退職して、もう1人の先輩が抜ける前に新しく1人だけ後輩が入ってきました。

2人抜けるって言うのにうちの先生はあまり新しく人をとることも考えていなかったようで「受付4人いれば回るでしょ?」みたいな感じで1人。

結果としてただでさえ忙しかった業務がさらに忙しくなりました。当然だけど。

回るっていうより無理くり回してるみたいな目まぐるしい日々へと変化しました。

いなくなった先輩たちがやっていた仕事を私と同期の子で任されるようになり、抱える仕事も増えて不安だったし責任とプレッシャーで潰れそうになったけれども、1人じゃない、同期もいる、一緒に頑張ればいままでやれたんだからやれる、と自分で一生懸命自信を持とうとして頑張って。

同期の子がどちらかというとおとなしくて不安を表に出しちゃうタイプの子だったので余計にせめて自分だけでもしっかりしなきゃと思っていたのかもしれません。

2人とも不安になったら潰れちゃうし。頑張ろうと。頑張らなくてはと。

だからなのかはわかりませんがずっと長くいた先輩に怒られることが多くなりました。

もちろん私が悪いミスだったりするときもありますが、本当にちょっとしたことでもなんでもかんでも怒られるようになりました。そして怒られるたびに毎回「そんなんじゃこの先これ以上仕事を任せられない。私はあなたのことを思って言っているんだよ」と。

今になって思うとあまりにも理不尽なことばっかりだったけど、そのときの私は「私を思って言ってくれてるのになんで出来ないんだろう。いつも怒らせてしまうんだろう」とずっと自分を責めて、責め続けながらお仕事をする日々。

頭痛もめまいもずっとあるけど、薬を飲めば落ち着く。頑張らなくちゃ仕事をしなくちゃと。もういつからだかはわかりませんがずっとそれだけを考えるようになり。

ただもう、そうなってくると仕事中にわけもなく涙がこみ上げてきたり、今まで気分転換になってたコンサートやライブが楽しめなくなってくるんですよね。

薬をもらいに行っていた内科の先生にもよく精神科や心療内科への受診を勧められていましたが、フルシカトしてお仕事に毎日行って。だって楽しめないのも体調が悪いのも全部自分のせいだから、と。心の中では私はそんなところに行かなくても大丈夫。ただの体調不良。いつかは直る。と言い聞かせていたのかもしれません。

そのうち元々あった頭痛とめまいに加え強い吐き気に襲われるようになりました。この吐き気がとても厄介で。頭痛もめまいも耐えられるけど吐き気ってどうしようもないんですね。仕事中に何回もトイレに行って、吐ける時もあったけど、吐けないときの方が多くて。でも気持ち悪いし。たしか喉に手を突っ込んだら吐けるんだよな、なんてことを思い出してやってみても唾液がただあふれてくるだけで全然吐けないんです。何回も何回もえづいて、吐けなくて。涙と唾液と鼻水でぐっちゃぐちゃな顔を少しトイレで直してまた仕事に戻り。

そんな日々を過ごしていたら突然人と外が怖くなりました。本当に突然。いつものように朝、玄関を出ようとしたのに外が怖くてうまく動けなくなって。車通勤なので仕事に向かい、駐車場に車を止めて降りるのも怖い。知らない人が歩いているのが怖い。仕事場にはなんとか向かいましたが、患者さんがいることすらが全て怖くて涙が止まらなくて仕事にならなくてその日はすぐに帰りました。

そして次の日に親に精神科に連れて行かれ、鬱病という病名と2ヶ月の休職を要するという診断書が出され今に至ります。

 

少し長くなってしまいましたが、これが私が鬱病になるまでのだいたいのあらましです。

そのあともちょっと頑張りすぎて自分の身体を傷つけたり、過剰服薬してみたりと色々あったんですがそれはまた後日書けたら。

 

精神科ってかかるのに他の病院より勇気がいりますし、実際自分もすごく行きたくは

なかったですけど、ちゃんと病名がついて、お薬が出て、ゆっくり休めて。今はかかってよかったのかなと思います。

実際今まで出てた薬を飲んでも一向に直らなかった体調の悪さが嘘のように今は楽になっているので。外は未だにちょっと怖いけど。昨日もコンビニに行こうとしただけなのにまったく動けなくて、親に買い物を頼んで、すごい落ち込んだりしたけど。

でも前よりはちゃんと元気です。こうやってブログを書ける程度には元気です。

だからもし、ちょっとでもこの記事を読んで思い当たるところがある人は、ちょっとした悩み相談に行くかなーくらいのノリで全然大丈夫だと思うのでちゃんとしたところにかかってみてください。

シカトし続けると私みたいに大変なことになっちゃうからその前に。

 

 

それでは。